ようこそ延辺へ
―幸せと楽しみに満ちた旅
中国東北辺境地域――吉林省延辺朝鮮族自治州へようこそ。延辺は中国唯一の朝鮮族自治州で、朝鮮族人口が37％占めている。町の看板からも延辺独特の風景が見られ、朝鮮語と中国語が並んで書かれている。延辺は中国朝鮮族の集落地であり、80万の朝鮮族が住んでいて、中国朝鮮族の42％を占めている。延辺では至るところ、「歌舞の郷」の民俗文化が見られる。
延辺は中国、朝鮮、ロシア三国の境界地帯に位置しており、国境線の総距離は768.5キロで、10か所に国境通商口が設置されている。国境通商口が設置されていない州所在地延吉市も、朝鮮から直線距離が25キロのしか離れていない。
延辺は長白山のふもと、図們江江畔に位置している。延辺を訪ねて、長白山の四大景観である「天池、滝、温泉、峡谷」を見ないわけにはいかない。図們江両岸の神秘的な中朝国境の風景は人々に憧れで、図們江を越えて北朝鮮の今昔の変化を見に行ったり、森、湿地と港を越えてロシア極東地域に行って、アジア大陸でヨーロッパの風情を体験したりすることもできる。
延辺は長白山樹海に囲まれ、その森林面積は80％で、マイナスイオン酸素が3.6万に達しており文字通り「森の酸素館」である。延辺にはスモッグもなく、空気質指数（AQI）が国家2級標準に到達している日数が337日もなる。延辺で数日間泊まると、気力は充実し健康への願いを実現することができる。
なぜなら延辺には4つの金字塔があるからである。

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延辺冷麺、キムチ、焼肉、補身湯（ボシンタン）……延辺の食文化は全国朝鮮族の中でも最も本場の味である。
延辺は至る所に青山緑水があり、延辺産の朝鮮人参、鹿茸（ロクジョウ、鹿の角）、雪蛤（ハスモ）、リンゴナシは以前からその名が知られ、延辺産の米は一度食べると忘れられず、土産に持ち帰るほどである。
延辺を訪れて、三カ国国境風景を見渡せる琿春防川に行かないわけにはいかず、朝鮮族「パノラマパーク」と呼ばれる中国朝鮮族民俗園にも行かざるを得ない。また、図們江広場、敦化の金鼎大仏、和龍の老里克湖などは最高の観光地に選ばれている。延辺を訪れた人々は、延辺の資源と環境は自然、文化社会を問わず全てがエコロジカルだと感じる。延辺の生態環境はさらに美しさを重ね、延辺観光のエネルギー源になっている。
延辺の人気の歌として、「赤い太陽、辺境を照らす（紅太陽照辺疆）」と「アリラン」がある。